2006年5月アーカイブ

5月29日、一連の耐震強度偽装問題で国土交通省は、民間の指定確認検査機関であるイーホームズの指定を取り消しました。

姉歯秀次被告による構造計算書偽装を見逃したため。

検査機関の指定取り消しは、1999年に建築確認業務が民間に開放されてから初めての出来事。

一連の耐震強度偽装問題で、電磁的公正証書原本不実記載の罪で起訴されているイーホームズ社長の藤田東吾被告が5月22日、保釈されました。

保釈金は500万円とのこと。

すでに起訴されている5人の中で、保釈が認められたのは藤田東吾被告が初めてです。

少し前のニュースですが、5月17日に警視庁らによる合同捜査本部は、ヒューザーの小嶋進容疑者を逮捕しました。容疑は詐欺容疑です。耐震強度が不足していると知りながらマンションを顧客に引渡し、約5000万円をだましとったとの容疑です。

なお、ヒューザーはすでに破産手続きに入っています。

多くのマスコミが追いかけてきた「本丸」ともいうべきキーパーソンの逮捕です。

ヒューザーの小嶋進容疑者と並び、今回の一連のマンション等耐震強度偽装事件の「大物」の1人と目されていた総研の内河健所長が、任意で事情聴取を受けました。

耐震強度偽装事件で、開業指導したホテルで偽装が判明した経営コンサルタント会社「総合経営研究所」(東京・千代田、総研)の内河健所長(72)が24日、捜査当局から任意で事情聴取を受けたことが分かった。内河所長の聴取は初めて。(日経住宅サーチの記事より引用)

「マンションルート」と「ホテルルート」がありますが、ホテルルートもついに核心に迫ってきたということでしょうか。

小嶋進容疑者がそうであったように、ここから徐々に堀を埋めて最後には逮捕まで行く衝くのでしょうか。

マンション等の耐震強度偽装問題の関係者で、先日架空増資の疑いで逮捕されたイーホームズ社長の藤田東吾容疑者は、融資を断られていたとNIKKEI NETが報じています。

なんでも、増資しようとしたが自己資金が約300万円しかない状況で、金融機関に有志を頼んだが拒否され、そのために見せ金による架空増資に踏み切ったのではないかとのことです。

マンション等耐震強度偽装問題の渦中にある、先日架空増資にまつわる疑惑(電磁的公正証書原本不実記録)で逮捕されたイーホームズの藤田東吾社長が、4月28日の東京地検による拘置質問で容疑を認めたようです。

イーホームズ(東京・新宿)社長の藤田東吾社長(44)が、28日の東京地裁による拘置質問で「当初は違法ではないと思っていたが、(増資は)『見せ金』であり、罪にあたることが分かった」などと容疑を認めたことが関係者の話で分かった。(日経住宅サーチの記事より引用)

イーホームズと藤田東吾容疑者は、これまで架空増資については容疑を否定し、増資は適法な処理の元で行われたと再三述べてきました。

一連のマンション耐震強度偽装問題の渦中にある指定確認検査機関のイーホームズは、4月25日の取締役会で、4月末に全社員を解雇、5月末にも会社を清算することを決めました。

この度、弊社は5月末日をもって指定機関業務の廃止手続きを行う方針を決定致しました。
私どもが耐震偽装事件を国交省に通報して以来およそ半年の月日が経過しました。この事件を公表したことで低下した信頼と業績がようやく回復の兆しを見せていたにも関わらず、過去の増資に係る嫌疑により私が立件されるという報道がなされました。再び会社の信頼を失う事態を招いたことは私の不徳の致すところであります。ご関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。(同社ウェブサイトより引用)

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