証人喚問(姉歯)
12月14日、はからずも「大安吉日」です。日本列島は強い寒波に襲われ、各地で大雪が降っています。東京も今朝は「初氷」(はつごおり)が観測されました。
今日は、一連のマンションなどの耐震強度偽装問題を解明するための最初のヤマ場ともいえる「証人喚問」が行われています。
トップバッターは姉歯秀次元一級建築士です。構造計算書を偽造した張本人で、これまでの参考人招致を欠席し続けて雲隠れしていた人物です。当然、その言動に注目が集まります。
午前9時半に始まった証人喚問は、冒頭部分しかリアルタイムで見ることはできませんでした。
構造計算書の偽造については、1998年から手を染めていると偽造の事実を認めた上で、木村建設の篠塚東京支店長からの圧力で偽造した「弱い自分がいた」と述べました。
病床の妻があり、仕事を外されることが恐かったということです。言い訳にすぎませんが、「弱い立場で追いつめられた男」の立場を崩していません。もはやここにしか、よりどころがないのでしょう。
姉歯元建築士は偽装のきっかけについて、木村建設(熊本県八代市、破産手続き中)の篠塚明・元東京支店長(45)から「鉄筋量を減らすよう相当プレッシャーをかけられた」と証言。通常必要な鉄筋量の6割程度まで減らすよう具体的な数字を提示されたことも話した。これに対し、篠塚元支店長は「偽装には関与していない。鉄筋を減らすというのは法律内でのことで、強く圧力をかけたことはない」と反論した。(NIKKEI NETの記事より引用)
やはり篠塚氏は否定しています。
姉歯氏を擁護する気はさらさらありませんが、どんな仕事でも下請けの立場の人間は依頼主の言葉に過剰に反応してしまうものです。生殺与奪の権を握られていると言っても過言ではありません。
そうしたことを考えると、姉歯秀次元一級建築士の責任は重いとして、篠塚元東京支店長(木村建設)の責任もやはり軽くはないと思うのです。
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