姉歯物件、工事段階でさらに強度下がる
姉歯秀次一級建築士による構造計算書偽造問題で、施工段階でさらに強度が低下している物件があることが明らかになりました。
ずさん工事が明らかになったのは、神奈川県内の2棟の分譲マンション。横浜市鶴見区の「コンアルマーディオ横濱鶴見」と神奈川県藤沢市の「グランドステージ藤沢」です。
ともにヒューザーが施工主、木村建設が建設を担当していたとのことです。
国交省は、偽装問題の発覚後、姉歯元建築士が構造設計した偽装マンションについて、建築確認時の構造計算書や構造図をもとに耐震強度を計算。その結果、「横濱鶴見」は耐震基準の56%、「藤沢」も同28%の強度しかなかった。(YOMIURI ONLINEの記事より引用)
ここまではすでに報じられていますが、これでさえ非常に危険な状況ですし、許しがたい偽装行為です。
上に引用した記事は、こう続きます。
ただ、これはあくまで設計図通りに建設されたことを前提にした数値だったため、両市とも、建設段階で施工業者が作成する「施工図」や、完成後の現況確認などをもとに、実態に近い耐震強度を再計算したところ、「横濱鶴見」は設計段階の数値より15ポイント低い41%、「藤沢」も13ポイント低い15%と、強度がさらに低下。この結果、「横濱鶴見」は震度5強の地震で、「藤沢」は震度5弱で、それぞれ倒壊の恐れがあるマンションに変わっていた。(YOMIURI ONLINEの記事より引用)
なんと、(偽装されていたとはいえ)構造計算書で示された設計どおりに建てていなかったということです!
こんなことは絶対にあってはいけないことです。
これが明らかになったことで、ヒューザーや木村建設に対して責任を追求する動きにつながりそうです。
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